金融派生商品の基礎

現在では銀行にお金を預けていてもほとんど自分の資金を増やすことができないようになってしまっています。そこで老後の生活資金や子供のいる家庭では子供の教育費などをにらんで、投資をする人も増えてきています。投資は損失を被るリスクはありますが、より効率的に資金を増やすことができるかもしれないからです。
現在では、いろいろな投資の方法があります。その中でも金融派生商品という商品について、個人投資家の注目が集まり始めています。金融派生商品は別名「デリバティブ」という言葉で表現されることもあります。

金融派生商品とは、昔ながらの金融取引から一歩進んだ金融商品となっているのが特色です。具体的には外国為替を使った取引や債券や株式の売買、実物商品の地理引きは相場変動のリスクが常に存在しています。
相場変動のリスクは、場合によっては損失の原因になる可能性があります。相場変動によるリスクを回避するために発売されるようになった商品のことを金融派生商品という風に呼ぶわけです。

通常の金融商品の取引は、株式もしくは債券といった商品につく価格によって取引が決められていきます。しかし金融派生商品というのはこのようにものの価値を単純に決めることができません。
つまりある基礎となる商品があります。これを原資産という風に経済の世界では呼びます。この原資産が市場価値の変動によって変化をした変数の数値によって、金融派生商品の価値が決まっていくというシステムをとっています。

ですから普通の商品の価格というのは景気によって左右は受けるものの、ある意味絶対的なところがあります。ところが金融派生商品というのは、あくまでも市場の動向によって、相対的に常にその価値が決まっていくという商品になっているのです。